投資で成功するコツ 米国株

【2022年】米国株が暴落している理由

 

「投資するなら米国株が熱い!」

そんな思いで米国株への投資を始めてみたものの2022年は右肩下がり。。。

悩んでいる投資初心者の方、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

  • 米国株が暴落している理由は結局なんなの!?
  • 復活する見込みはあるの?

 

本記事はそんな疑問を解消する内容になっております。

 

わたしは銀行員として10年以上市場に携わってきました。

日経平均が4桁だった時代から・・・ギリシャショックやブレグジット、チャイナショックそしてコロナショック・・・

厳しい時期もたくさん経験してきました。

 

そんな現役メガバンカーのわたしが2022年の米国株暴落の理由などについて解説します。

 

米国株暴落の理由は景気後退懸念と高インフレ


2022年の米国株暴落の理由は、高インフレかつ景気後退懸念が高まっていることです。

 

会社員Aさん
それってどんな状態なの?

 

簡単にいうと景気が停滞して賃金が上がらないのに物価だけが上昇している状況です。

 

会社員Aさん
それは生活が苦しくなるよね!?
そうなんです。そんな状況に陥ることが不安視されて株価も下げているんです。
Sunday

 

このように景気が後退していく中で物価が上昇していく現象をスタグフレーションと呼びます。

 

2022年高インフレをまねいている大きな原因は2つ

 

アメリカの高インフレの大きな原因は以下の2つです。

 

  1. コロナ対策のための経済政策
  2. ロシア・ウクライナ戦争

 

新型コロナウイルスがまねいた物価上昇


米国政府はコロナ対策のため給付金をバラまきました。

 

雇用維持のため企業には救済金を。

消費が停滞しないように国民には給付金を。

 

コロナウイルスの影響で落ち込んでいた個人消費も2021年後半からは回復。

今度は供給が追い付かなくなって人手不足も発生してしまいました。

 

その結果物価が上昇し、インフレが加速してしまいました。

 

ロシアウクライナ情勢緊迫化による原油価格の上昇


ロシアウクライナ戦争により原油価格が高騰しています。

 

理由はロシアが世界各国から経済制裁を受け、ロシア産の原油供給が停滞したから。

 

ロシアは世界の原油の約11%をシェアしています。

また、天然ガスは約25%、石炭は約18%。

 

会社員Aさん
ロシアって資源がたくさん取れるんだね。

 

ロシアへの経済制裁の影響で資源全体の価格が押し上げられているんです。

 

米国株暴落のヒントになる指標3つ

 

米国株を運用するうえで絶対に注目すべき指標3つをご紹介します。

 

逆にこの3つをおさえておけば、大きな流れはつかめるので、長期投資家はこれだけみておけばOKです。

 

消費者物価指数(CPI)

 

消費者物価指数(CPI)はアメリカの労働省が毎月発表している指数です。

 

前年同月と比べて物価がどう変動したかをあらわしています。

 

事前に予想が発表されているのですが、予想を上回る物価上昇率が発表されるとインフレ懸念が高まり、一般的に株価は下がりやすいです。

 

会社員Aさん
予想と比べて実際の数字が高ければインフレに注意ってことだね!

 

FRBによる利上げ・利下げ

 

会社員Aさん
FRB?利上げ?利下げ?

 

FRBは日本でいう日本銀行のような位置づけだと理解しておきましょう。

 

正確にはFRBは銀行ではなくて、銀行をとりまとめているような機関なんです。
Sunday

 

FRBはアメリカの金融政策を決定している機関なんだと覚えておきましょう。

 

そのFRBが年に8回FOMCという会議を開催します。

このFOMCが政策金利を決定しているんです。

 

「利上げ」とか「利下げ」というやつですね。

 

一般的に物価が上がってくると「利上げ」反対に物価が下がると「利下げ」が行われます。

 

理論上は「利上げ」すると株価は下落、「利下げ」すると株価は上昇します。

 

2022年は物価が急速に上昇し、利上げが加速しているので、株価の暴落に繋がっています。


米雇用統計

 

雇用統計は名前のとおりアメリカの雇用情勢をあらわした指標です。

雇用統計は毎月第一金曜日に発表されます。

 

雇用統計の中には複数の指標があるのですが、一番注目すべきは「非農業部門雇用者数」です。

こちらもCPI同様、事前に予想値が発表されるのですが、その予想に対して上振れるか下振れるかに注目しましょう。

 

予想を上振れれば、雇用環境が良いということ。

経済の見通しがよいので、株価は上昇しやすいです。

 

逆に下振れれば、雇用環境の悪化。

経済の見通しが悪いので、株価は下落傾向です。

 

物価が上昇して雇用環境が悪化しているときが一番要注意です!

2022年はこれが不安視されて株価が暴落しています。

 

インフレ時の市場の動き

 

会社員Aさん
インフレのとき株は下がってしまうからあきらめるしかないのかな~?
そうとも限らないんですよ!インフレに強いセクター、弱いセクターがあるので解説してきますね。
Sunday


物価上昇時はコモディティが強い

 

物価が上昇するということは商品(コモディティ)が上昇するということです。

コモディティ投資に期待ができます!

 

会社員Aさん
コモディティ投資ってなに!?

 

コモディティとは?

  • エネルギー(原油・ガソリン・天然ガスなど)
  • 貴金属(金・銀・銅・プラチナ・アルミニウムなど)
  • 農産物(小麦・とうもろこし・大豆など)

 

コモディティ投資についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

コモディティ投資信託のメリット・デメリットは?おすすめの銘柄も紹介!

続きを見る

 

 

グロース株(成長株)は金利上昇に弱い


会社員Aさん
グロース株ってどういう株なの?

 

グロース株は売上や利益などが成長していて将来株価の上昇が期待されている株式を指します。

 

グロース株・バリュー株のまとめ

 

グロース株はGAFAM(グーグル・アマゾン・メタ・アップル・マイクロソフト)やテスラなどが代表的だよ。
Sunday

 

会社員Aさん
なんでグロース株が金利上昇に弱いの?

 

理由は、理論株価の算出方法にあるのですが、初心者の方はあまり難しく考えすぎなくてよいです!

 

理論株価を目安に市場は動いていて、その理論株価の算出に成長率や金利が使われます。

 

成長率が高い銘柄のほうが金利変動に大きく左右される計算式なんです。

 

だから金利上昇時はグロース株が下がりやすいと覚えておきましょう。

 

 

米国株の反転を見極めるポイント


2022年の米国株暴落が止まるには急速なインフレ・極端な金利上昇が落ち着くときです。


インフレの鎮静化

 

2022年7月現在、消費者物価指数は前年比+9.1%の伸びです。

とんでもない数字です。前年から9.1%の物価上昇ということです。異常ですよね。

 

 

ロシアウクライナ戦争の長期化により資源価格は高騰し続けています。

戦争が落ち着き、ロシアの資源供給を世界各国が容認することがインフレ鎮静化につながります。

 

ロシアウクライナ情勢には引き続き注目していきましょう。

 

利上げの減速がポイント

 

2022年7月は0.75%~1%の利上げが予想されています。

物価上昇も続いているので、今年いっぱいは利上げが続くのではないかと言われています。

 

利上げの減速感が出てくるとこれまで売られていたグロース株などは一気に買いが入る可能性が高いです。

FOMCが発表する政策金利には今後も注目しておきましょう。

 

まとめ

 

2022年の米国株暴落の理由は高インフレと景気後退懸念でしたね。

 

今後米国株の動きを予想していく重要な指標3つをおさらいしておきます。

 

  1. 消費者物価指数(CPI)
  2. FRBが発表する政策金利
  3. 米雇用統計(非農業部門雇用者数)


この3つ指標の予想と結果に注目しましょう

予想に比べて物価上昇はどうなっているか?

政策金利はどうなっているか?

雇用環境(景気)は良好か?

 

もちろん投資に関係する指標は数えきれないほどあります。

でも、長期投資するうえでは今回紹介した基本的な指標のみをおさえておけば十分です!

 

価格の上下が厳しく、悩むことも多いかもしれませんが、投資は楽しむことが一番です!

これからも一緒に投資を楽しんでいきましょう!

 

  • この記事を書いた人

Sunday

「銀行を辞めたい銀行員による資産形成」をテーマに情報発信しております。 【収入】 給与50万円/月、不動産35万円/月、太陽光25万円/月、配当30万円/年 【保有資格】 ファイナンシャルプランナー1級 宅地建物取引士 【経歴】 国立大学卒業→メガバンク入社(入社12年目) 【投資先】 米国株、投資信託、仮想通貨、アパート、太陽光

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