みなさん、こんにちは!
現役のメガバンカーでFP1級を保有しているSundayです。
・投資歴12年
・クラウドファンディング、米国株、不動産、投資信託、仮想通貨
今回は不動産クラウドファンディングのまとめです。
こんな方向けの記事
- 不動産クラウドファンディングへの投資を考えている
- 不動産クラウドファンディングへの投資をする際にチェックするポイントが知りたい
- 具体的にどんな商品があるのかリスクリターン別に知りたい
それでは早速はじめていきましょう!
不動産クラウドファンディングを選ぶときのチェックポイント

不動産クラウドファンディングと言ってもどれを選べばいいんでしょうか?
まずは投資先を選ぶ際のポイントを確認していきます!
不動産クラウドファンディングを選ぶ際のチェックポイント
- 投資先
- 利回り、期間
- 最低投資金額
- 募集頻度
- 運営会社
ここをしっかりおさえておきましょう!
投資先物件
まずはそもそもどんな物件に投資するクラウドファンディングなのかを確認しましょう。
どんな場所?駅から何分の物件?
当然駅チカの方がリスクは低くなります。
ハザードマップはどうなっているか?
不動産の代表的なリスクは天災です。
最近は水害も多いので、物件の所在地のハザードマップくらいは確認しておきましょう。
利回り・期間
利回り・期間は必ずチェックしましょう。
年利〇%と表示されているケースが多いです。
注意しないといけないのは、期間が数か月の案件で「年利〇%」と表示されているものです。
例えば「3か月・年利10%」と表記されている場合、3か月後に10%の利息が入ってくるわけではありません。
年10%の利息の3か月分が3か月後に入ってきます。
100万円で投資した場合、3か月後に入ってくる利息は
100万円×10%×3/12=25,000円
細かくいうとここからさらに税金が引かれる感じです。
最低投資金額
登録する前、最低投資金額はチェックしておきましょう。
1万円から始められるものも多いですが、10万円~、100万円~のものもあるので自分の投資予定額に合ったところを選びましょう。
また不動産クラウドファンディングは案件ごとに投資金額の上限があります。
まとまった金額での投資を考えている方は上限金額もチェックしておきましょう!
募集頻度
最近不動産クラウドファンディングの人気は急上昇しております。
それゆえ募集金額以上の応募があり「投資したいのに投資できない」といった状況の投資家も少なくありません。
それを回避するには募集頻度の高いサイトに登録しておく必要があります。
運営会社
クラウドファンディングはどんどん新しいものが誕生しています。
新しいもので魅力的な条件のものもありますが、過去実績が豊富なサイトの方が安心感はあります。
過去の案件で元本の毀損がなければ、商品選定が上手い運営会社ということになります。
投資に絶対はもちろんないですが、過去実績は安心して投資するうえでの大きな材料になりますよね。
ローリスク・ローリターン

まずは利回りはさほど高くないものの、手堅く運用できる不動産クラウドファンディングを紹介します。
property+(プロパティプラス)
property+(プロパティプラス)は上場会社である飯田グループホールディングスに属するリビングコーポレーションが運営しています。
安心感がある不動産クラウドファンディングですね。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
3~4% | 3~18ヵ月 | 1万円 |
運営会社 | 株式会社リビングコーポレーション |
運営会社設立日 | 2015年8月 |
平均募集頻度 | 月1回 |
主な投資先 | 名古屋・関東の自社マンション |
property+(プロパティプラス)の詳しい別記事も作成していますので、是非こちらもご覧ください。
続きを見る
property+(プロパティプラス)の評判は?FPがメリット・デメリットも解説!
Rimple(リンプル)
こちらは東証プライム上場のプロパティプラスが運営している不動産クラウドファンディングです。
こちらも運営会社の安心感が高いです。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
2~4% | 6ヵ月 | 1万円 |
運営会社 | プロパティエージェント株式会社 |
運営会社設立日 | 2004年2月 |
平均募集頻度 | 月2回 |
主な投資先 | 東京の自社区分所有マンション |
Rimple(リンプル)も別記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。 続きを見る
Rimple(リンプル)の評判がいい理由はここにあった!
えんfunding
えんfundingは創業34年の歴史あるえんホールディングスが運営会社のクラウドファンディングです。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
3~5% | 6~12ヵ月 | 1万円 |
運営会社 | 株式会社えんホールディングス |
運営会社設立日 | 1989年11月 |
平均募集頻度 | 月1回 |
主な投資先 | 福岡の区分所有マンション |
ミドルリスク・ミドルリターン

続いては、少しリスク・リターンを高めたクラウドファンディングを見ていきましょう。
TOMOTAQU(トモタク)
TOMOTAQU(トモタク)は地方の物件にも投資している利回りが高めのクラウドファンディングです。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
6~7% | 1年 | 10万円 |
運営会社 | 株式会社イーダブルジー |
運営会社設立日 | 2009年8月 |
平均募集頻度 | 月3~4回 |
主な投資先 | 関東のマンション・アパート |
TOMOTAQU(トモタク)も別記事で詳しく解説しておりますので、是非こちらもご覧ください。
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TOMOTAQU(トモタク)の評判は?宅建士・FP1級保有の現役銀行員が解説
続きを見る
みらファン
みらファンは名古屋周辺の物件がメインのクラウドファンディングです。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
6% | 6ヵ月 | 10万円 |
運営会社 | 株式会社みらいアセット |
運営会社設立日 | 2004年12月 |
平均募集頻度 | 2ヵ月に1回 |
主な投資先 | 名古屋のワンルームマンション |
みらファンについても別記事でまとめておりますので、こちらもご覧ください。
続きを見る
みらファンのメリット・デメリットは?FP1級保有の銀行員投資家が解説
不動産BANK
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
6~8% | 12ヵ月 | 1万円 |
運営会社 | 株式会社ファミリーコーポレーション |
運営会社設立日 | 2011年4月 |
平均募集頻度 | 2ヵ月に1回 |
主な投資先 | 千葉・神奈川などのアパート |
ハイリスク・ハイリターン

最後に利回り重視のクラウドファンディングを紹介していきます。
TECROWD(テクラウド)
ハイリスクとはいえ、商品組成が非常に上手いクラウドファンディングです。
実際、今まで組成した商品で元本割れを起こしたことはゼロです。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
9% | 12ヵ月 | 10万円 |
運営会社 | TECRA株式会社 |
運営会社設立日 | 2001年5月 |
平均募集頻度 | 月1~2回 |
主な投資先 | モンゴル・カザフスタンなどのマンション1棟 |
汐留ファンディング
こちらは弁護士や司法書士等も抱える汐留グループが提供する不動産クラウドファンディングです。
極めて高いコンプライアンス水準を敷いて運営されているので、安心できますね。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
10% | 10カ月 | 1万円 |
運営会社 | 汐留プロパティ株式会社 |
運営会社設立日 | 2017年4月 |
平均募集頻度 | 月1回 |
主な投資先 | 千葉等のマンション・戸建て |
みんなで福祉
日本の障がい者数は増えている一方、病床は減少しています。
高い利回りを確保しながら、そんな社会問題の支援もできるのがみんなで福祉です。
平均利回り | 平均投資期間 | 最低投資金額 |
12% | 5年半 | 100万円 |
運営会社 | 株式会社フラクタル |
運営会社設立日 | 2018年2月 |
平均募集頻度 | 不定期 |
主な投資先 | 障がい者グループホーム |
まとめ

リスクリターン別でおすすめの不動産クラウドファンディングを紹介してきました。
クラウドファンディングを選定する際のチェックポイントは以下のとおりでしたよね。
- 投資先
- 利回り、期間
- 最低投資金額
- 運営会社の実績
いろいろとご紹介してきましたが、投資を理解するための一番の近道は「やってみること」です!
クラウドファンディングは1万円から始めることができるものもたくさんあります。
まずは1万円でもいいので「やってみる!」
少額で始めてみて、金額を増やすかはそれから考えればいいと思います。
投資は最初の一歩を踏み出すのが不安ですよね。
私も最初はそうでした。
でも、この12年間色々と挑戦してみて自分に合う投資先を取捨選択してきました。
みなさんも挑戦してみて、自分に合った投資スタイルを見つけていただけると幸いです!
これからも一緒に投資を楽しみましょう!