みなさん、こんにちは!
現役のメガバンカーでファイナンシャルプランナー1級のSundayです。
投資歴は今年で12年目。
今回ご紹介するクラウドファンディング、不動産、米国株、投資信託、仮想通貨など幅広く投資を行っています。
クラウドファンディングって一言で言っても様々な種類があるんですよね。
今回は資産運用としておすすめなクラウドファンディングをご紹介します。
こんな方向けの記事です
- 資産運用としてクラウドファンディングへの投資を考えている
- クラウドファンディングへの投資をする際にチェックするポイントが知りたい
- 具体的にどんな商品があるのか知りたい
それでは早速はじめていきましょう!
クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングは「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語です。
ひと昔前までは「資金調達(ファンディング)」といえば、金融機関からの融資や関係者からの出資が一般的でした。
しかし、クラウドファンディングがその常識を変えたのです。
不特定多数の「群衆(クラウド)」からインターネットを介して「資金調達(ファンディング)」することを実現させたのです。
これによって、資金を必要としている「起案者」の資金調達(ファンディング)の幅が広がりました。
一方、群衆(クラウド)はインターネットから様々なプロジェクトへの支援ができ、それに対するリターンを得ることが可能になったのです。
安定的に資産形成するなら不動産投資型or融資型クラウドファンディングがおすすめ

クラウドファンディングは「起案者(資金調達する人)」と「支援者(資金援助する人)」で成り立っています。
今回は「支援者」の立場で「安定的な資産運用」を目的としたクラウドファンディングの活用を考えていきます。
クラウドファンディングには様々な種類があります。
- リターンを求めない寄付型
- 大きな利益を一発狙う株式投資型
- 安定的なリターンを狙う不動産投資型・融資型
クラウドファンディングは目的によって活用する種類を選択していく必要があります。
「安定的な資産運用」を目的とする方には不動産投資型・融資型がおすすめです。
不動産投資型・融資型クラウドファンディングが安定的な資産運用に向いている理由
- 利回りが安定している
- 運用期間が明確
株式投資型クラウドファンディングは投資先が上場すれば、大きなリターンが期待できますが、投資先が上場できるかは不確実性が高いですし、いつ上場できてどれくらいのリターンになるのか検討がつきません。
一方、不動産投資型や融資型は運用期間が明確で利回りもある程度想定できるので、資金計画が立てやすいです。
クラウドファンディングを選ぶときのチェックポイント

安定的に資産運用をしていくには、不動産投資型や融資型クラウドファンディングが向いていることはわかりました。
とは言っても数あるクラウドファンディングの中からどれを選べばいいんでしょうか?
ここからはクラウドファンディングを選ぶ際のポイントを確認していきますね!
クラウドファンディングを選ぶ際のチェックポイント
- 投資先
- 利回り、期間
- 最低投資金額
- 過去実績
投資先
まずはそもそもどんな先に投資するクラウドファンディングなのかを確認しましょう。
「不動産投資型」であれば、どこのどんな物件なのか?
「融資型」であれば、どんなプロジェクトなのか?
利回り等の条件がどうであれ、自分が「投資してみたいな」と思ったところに資金を投じるようにしましょう。
自分の中での納得感は投資をするうえで大切です。
後から「なんで自分はあそこにお金を投じたんだろう?」と思っても遅いです。
利回り・期間
利回り・期間は必ずチェックしましょう。
年利〇%と表示されているケースが多いです。
注意しないといけないのは、期間が数か月の案件で「年利〇%」と表示されているものです。
例えば「3か月・年利10%」と表記されている場合、3か月後に10%の利息が入ってくるわけではありません。
年10%の利息の3か月分が3か月後に入ってきます。
100万円で投資した場合、3か月後に入ってくる利息は
100万円×10%×3/12=25,000円
細かくいうとここからさらに税金が引かれる感じです。
最低投資金額
サイトに登録する前、最低投資金額はチェックしておきましょう。
1万円から始められるものも多いですが、10万円~、100万円~のものもあるので要チェックです。
またクラウドファンディングは案件ごとに投資金額の上限があります。
まとまった金額での投資を考えている方は上限金額もチェックしておきましょう!
過去実績
クラウドファンディングはどんどん新しいものが誕生しています。
新しいもので魅力的な条件のものもありますが、過去実績が豊富なサイトの方が安心感はあります。
過去の案件で元本の毀損がなければ、商品選定が上手い運営会社ということになります。
投資に絶対はもちろんないですが、過去実績は安心して投資するうえでの大きな材料になりますよね。
不動産投資型クラウドファンディング

ここからは具体的にファイナンシャルプランナーの私がおすすめするクラウドファンディングを紹介していきます。
TECROWD(テクラウド)
最初におすすめするクラウドファンディングはTECROWDです。
TECROWDの特徴はなんといっても海外不動産に投資して高い利回りを狙えるところ。
最低投資金額は10万円。
2022年8月現在で元本毀損・配当遅延はありません。
商品タイプは大きく二つあります。
- 海外賃貸型ファンド(年利8%前後・期間2-3年)
- 国内開発型ファンド(年利7-10%・期間3-5か月)
海外賃貸型ファンドはモンゴルやカザフスタンのオフィスビルや高級レジデンスをメインに投資しています。
一方国内開発ファンドの投資先は国内のグループホームとなっています。
海外不動産も活用しながら高利回りを狙っていきたい方におすすめのクラウドファンディングです。
TECROWD
TECROWDについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方は是非ご覧ください。
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TECROWDは怪しい?現役銀行員が分析!
続きを見る
COZUCHI(コヅチ)
続いてご紹介するのはCOZUCHI。
こちらは都内の物件がメインです。
最低投資金額は1万円。
こちらの商品も2022年8月現在で元本毀損・配当遅延はありません。
期間は3-12か月のものが多いです。
12か月の商品で年利は約4-6%。
都内の物件で手堅く運用していきたい方に向いているクラウドファンディングですね。
不動産投資クラウドファンディング【COZUCHI(コヅチ)】
Rimple(リンプル)
不動産投資型3つ目はRimpleです。
Rimpleの魅力は東証1部上場の不動産会社プロパティエージェントが運営していること。
都内の物件への投資がメインです。
最低投資可能金額は1万円。
これまで組成されている商品の期間は基本6か月。
年利3%前後です。
「クラウドファンディングは初めてで不安」「とにかく手堅く運用していきたい」という方に向いているクラウドファンディングですね。
融資型クラウドファンディング

ここからはファイナンシャルプランナーの私が厳選した融資型クラウドファンディングを紹介いたします。
CROWD CREDIT(クラウドクレジット)
クラウドクレジットは海外の様々なプロジェクトを支援することができるクラウドファンディングです。
1-2年の商品が多く、年利は5-10%程度です。
登録者は5万人を超え、累計出資金額は400億円を突破しています(2022年8月現在)
高利回りで運用しつつ、世界経済の成長に貢献したい方におすすめの商品ですね。
Funds(ファンズ)
続いてご紹介するのはFunds。
こちらは国内上場企業への貸付をメインに行うクラウドファンディングです。
温浴施設の運営企業から飲食チェーンを展開する企業、不動産企業など。
2022年8月時点で101ファンドの運用が終了していますが、100%正常償還しています。
平均予定利回りは2.11%。
平均予定運用期間は14か月。
利回りはさほど高くないですが、上場企業や監査法人の監査を受けた企業への貸付に限定しているので、健全性が非常に高いクラウドファンディングです。
まとめ

「資産運用」という観点でおすすめのクラウドファンディングを紹介してきました。
資産運用でおすすめのクラウドファンディングは、
- 不動産投資型
- 融資型
でしたね!
また、クラウドファンディングを選定する際のチェックポイントは以下のとおりでしたよね。
- 投資先
- 利回り、期間
- 最低投資金額
- 過去実績
いろいろとご説明してきましたが、投資を理解するための一番の近道は「やってみること」です!
クラウドファンディングは1万円から始めることができるものもたくさんあります。
まずは1万円でもいいので「やってみる!」
少額で始めてみて、金額を増やすかはそれから考えればいいと思います。
投資は最初の一歩を踏み出すのが不安ですよね。
私も最初はそうでした。
でも、この12年間色々と挑戦してみて自分に合う投資先を取捨選択してきました。
みなさんも挑戦してみて、自分に合った投資スタイルを見つけていただけると幸いです!
これからも一緒に投資を楽しみましょう!