毎月1万円の臨時収入があったらみなさんは何に使いますか?
- 彼女とちょっと豪華なホテルランチに行きたい
- 友達と海外旅行に行きたい
- 再投資してもっと増やしたい
色々と使い道はありますが、毎月1万円入ってきたら気持ち的に余裕が生まれませんか?
「月1万円の臨時収入」これが配当金生活の最初のハードルです。
では、原資がいくらあれば、月1万円の配当収入を得られるのでしょうか?
答えは、、、約400万円です!
えっ、どうやってそんなお金貯めたらいいの!?
毎月1万円の配当金をもらうには何に投資したらいいの!?
この記事は、そんな疑問を解消する内容になっています。
私が実践している積立方法や投資先についてもお伝えいたします。
具体的には「投資信託で原資をつみたて、その後米国ETFに資金を振替」です。
私はこの手法で月3万円の配当金を手にしています。
私は現役の銀行員でFP1級を保有しています。
月の手取りは給与55万円、家賃収入60万円、配当収入3万円です。
毎月配当金を1万円もらうにはいくらの原資があればいいの!?

毎月配当金を1万円もらうための原資は約400万円です。
といっても投資先の利回りによって必要原資は変わってきますよね。
私がオススメしている投資先は利回りが約3%なので、原資が400万円必要ということです。
利回り | 必要原資 |
1% | 1,200万円 |
2% | 600万円 |
3% | 400万円 |
4% | 300万円 |
5% | 240万円 |
6% | 200万円 |
えっ、利回りが高いものの方が少ない金額でできるんだからその方がいいのでは!?
と思った方もいらっしゃると思います。
しかし、シンプルに利回りの高いものが投資先として適しているというわけではありません。
リスクとリターンを考える必要があります。
もちろん探せば、利回りが高い投資先はたくさんあります。
しかし、そういったところへの投資はリスクが高く、結局元本を割ってしまい、資産を築いていくのに遠回りになってしまうケースも少なくありません。
配当金生活をするなら米国高配当ETFへの投資がオススメ

毎月1万円の配当金生活をするために、私がオススメしている投資先はアメリカの高配当ETFです。
ETFってなに!?という方は、まずはこちらをご覧ください。
⇒ETFについて(マネックス証券)
具体的に私が投資しているオススメの投資先をこれから紹介していきます。
すでに400万円の原資があるという方は、直接ETFの購入をしていきましょう。
一方原資がまだないという方は原資を貯めてからETFの購入をしましょう。
原資の貯め方もこの後紹介しておりますので、是非ご参考にしてください。
VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)
「毎月1万円の配当金」を目指すなら、VYMに投資しておけばかなり固いです。
というのもこれ1本持っておけば、高配当株に分散投資ができています。
現在の配当利回りは3.17%。
378万円の原資があれば、月1万円の配当金が実現できます。
とは言いつつ、VYMは年に4回(3月,6月,9月,12月)の決算です。
1回当たり3万円が年4回入ってくるという感じですね。
10年間のチャートをご覧ください。

右肩上がりで価格は推移しています。
多少の上下はありますが、安定的な価格推移ですよね。
ちなみに直近1年のパフォーマンスは+8%、3年だと+45%。
コツコツ積み立てていけば正直負けることはないです。
続きを見る
VYMの構成銘柄は?VYMの魅力をお伝えします【2023年7月】
HDV(iシェアーズコア 米国高配当株ETF)
もう少しリスクを取って高配当を求めるならHDVです。
こちらの現在の配当利回りは4.21%。
285万円の原資があれば、毎月1万円の配当金生活を実現できる計算になります。
利回りは高いですが、VYMに比べて価格の動きが少し大きいです。
というのもHDVの方がVYMに比べて組入銘柄が少ないからです。
VYMに比べると分散効果が低いということですね。

直近1年のパフォーマンスは+4.5%、3年で+36%です。
HDV1本だけで持つというより、VYMと組み合わせて持つのがいいと思います。
例えば、VYM7割、HDV3割くらいがバランス的にはいいかなと思います。
毎月1万円の配当金をもらうための原資の作り方

では、次に毎月1万円の配当金をもらうための原資の作り方をお伝えします。
正直、原資は地道作っていくしかありません。
ただ「毎月お金が余ったら積み立てよう!」という気持ちではなかなかお金は貯まりません。
入社1~2年目の私がそうでした。
「余ったお金で貯金を!」と思っても若いときは遊びに使ってしまうのものです。
給料が入ってきたら強制的に投資に回すのがいいです。
証券会社では「月〇万円つみたて」「ボーナス月は〇万円つみたて」というのを設定できます。
ちなみに私は、まずはNISAを使って、投資信託でつみたてを行い、ある程度貯まったら売却して、米国ETFに振り分けていくという手法を取っています。
なぜETFを直接買わないの?と思われた方もいらっしゃると思います。
ETFは基本的に1株単位での購入です。
毎月買える株数を積み立てていくという方法もありますが、株価や為替によって、毎月の積立金額がブレてしまうので、私はわかりやすい投資信託でまずは原資のつみたてを行っています。
ちなみに私の場合、NISAをフル活用したいので「月4万円つみたて、ボーナス月は別途36万円つみたて」を行っています。
4万円×12ヶ月 ⇒ 48万円
36万円×2回 ⇒ 72万円
計120万円
そうすれば、複利の効果も生まれて、3年程度で400万円の原資を生み出すことができます。
つみたてにオススメの投資信託2選

投資信託は探せばキリがないです。
とんでもない数が出回っています。
でも、つみたてをしていくならこの2つだけを抑えておけば間違いないと思います。
実際わたしもこの2ファンドで配当金の原資を作りました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
⇒ マネックス証券の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のページを見る
ご存じの方も多いeMAXISシリーズ!
コストが圧倒的に安いのでオススメです。
右肩上がりを続けるS&P500はつみたてにピッタリです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
⇒ マネックス証券の eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)のページを見る
続いてはこちら!
略して「オルカン」なんて呼ばれてます。
名前のとおり、全世界の株式に分散投資しています。
とはいっても約6割はアメリカ。
アメリカに集中投資するか世界に分散するかでファンドを選定しましょう。
私は両方につみたて投資していますが、どちらもパフォーマンスは申し分ないです。
NISAは必ず活用しましょう

NISAは必ず活用しましょう。
デメリットは損失が出た時に課税口座との損益通算ができないことくらいです。
せっかく非課税になる権利があるんですから活用しましょう!
続きを見る
2024年からの新NISA制度~2023年にやっておくべきこと~
まとめ

この記事のまとめです。
- 毎月1万円の配当金をもらうには400万円の原資が必要
- 投資先はVYMかHDV
- 原資を貯めるならe MAXIS シリーズをつみたて
- NISAは必ず活用
いかがだったでしょうか?
この記事を参考にして、みなさんも一緒に配当金生活を楽しみましょう♪