投資信託

NASDAQ100に連動するオススメの投資信託はこれだけおさえておけばOKです!


米国株のインデックス投資を検討していて、最初の選択肢になるのは、

  • Dow
  • S&P500
  • NASDAQ

この3つが代表的ですよね。
今回は、その中の「NASDAQ」に注目していきます。

そして積立を考えている人は「投資信託」が有力候補。
今回のテーマは「NASDAQ100に連動している投資信託」です。

この記事を読んでわかること

NASDAQ100に連動するインデックス投信は何を買うべきか
買うときに最低限おさえておけばいいポイント


ちなみに私は現役のメガバンカーで投資歴は12年。
数十種類の投資信託を実際に販売してきて、本当に利益が出やすいものは何なのか?を体で感じていると自負しています。


NASDAQ100に連動した投資信託を選ぶ際のポイント


まずは、NASDAQに連動する投資信託の銘柄を選ぶ際に注目すべきポイントをおさえておきましょう。

正直わたしはこの3つさえおさえておけば十分だと思っています。

①購入手数料
②信託報酬
③純資産額


購入手数料


インデックス型の投資信託を購入するうえで一番注目すべきなのは「購入手数料」
というのも、インデックス型なので、運用成績は基本指数に連動します。
今回だとNASDAQの動きに基本連動するということです。

ですので、運用会社の力量はあまり関係ありません。
費用が安いものを選びましょう。
購入手数料が無料、いわゆる「ノーロード」の銘柄を選ぶようにしましょう

銀行員の私が言うのも気が引けますが、金融マンからオススメされる購入手数料が高いものには絶対に手を出さないでくださいね!
金融マンは販売時の手数料が自分の成績に跳ねてきます。

ノーロード型の商品を知っていたとしても、購入手数料が取れるものを紹介しがちですので注意しましょう!

信託報酬


信託報酬は運用中にかかってくる費用です。

購入手数料に目が行きがちですが、信託報酬もしっかりとおさえておきましょう。
インデックス型であれば、組入銘柄はどのファンドもそう大きく変わりませんから、信託報酬も安いものを選ぶようにしましょう!

信託報酬は目に見えないところで引かれています。
毎日の基準価格に跳ねてるんです。

つまり、信託報酬が高いファンドは基準価格が上がりにくいということです。


純資産額


純資産額はファンドの残高です。

ファンドは投資家から集めた資金で運用しています。
資金が減ると運用しづらくなります。
純資産額は大きい方が安定的に運用できると言えます。

ただ、新しいファンドは当然資金が集まっていません。
これから資金が入ってくると見込まれるものには投資して問題ないです。
例えば、既存のインデックスファンドよりも購入手数料や信託報酬が有利なものが売り出しになった場合などです。


現役銀行員がオススメするNASDAQ100に連動する投資信託2選


NASDAQ100に連動するインデックス型の投資信託は結構な数があります。

例えば、SBI証券の投資信託の画面で「NASDAQ」と入力して検索すると20件ヒットします。
この中から現役銀行員の私が厳選した2本を紹介します。


ニッセイNASDAQ100インデックスファンド


私の今の一番のオススメはニッセイNASDAQ100インデックスファンドです。
理由は、経費が圧倒的に安いからです。

購入手数料なし
信託報酬/年0.2035%
信託財産留保額なし
解約手数料なし


「信託報酬/年0.2035%」はNASDAQ100連動のインデックス型では最安値だと思います。
というのもこちらのファンドは2023年3月31日に設定され、後発なので、費用をかなり下げて募集を開始したんです。

純資産額は既存ファンドにはまだまだ及びませんが、この経費率はこれから資金が集まってくる可能性大です!

ただ、このファンドは、2023年4月現在では「SBI証券」と「楽天証券」でしか取り扱っていないのでご注意ください。

⇒SBI証券でニッセイNASDAQ100インデックスファンドを見る

⇒楽天証券でニッセイNASDAQ100インデックスファンドを見る


eMAXIS NASDAQ100インデックス


次にオススメするファンドはこちらです。
投信を経験されている方は「eMAXISシリーズ」よく目にされているのではないでしょうか。

購入手数料なし
信託報酬/年0.44%
信託財産留保額なし
解約手数料なし

こちらのファンドは2021年1月に設定されて、純資産額は右肩上がり
設定来のリターンも+29%と好調です(2023年4月現在)。

こちらのファンドはネット証券であれば、基本的に取り扱いをしています。

⇒マネックス証券でeMAXIS NASDAQ100インデックスを見る

⇒松井証券でeMAXIS NASDAQ100インデックスを見る

リスクを取ってでも早く資産を増やしたい方にオススメのNASDAQ100投資信託


ここからは短期間で大きな上昇を狙う商品の紹介です。
ただ、リスクを伴う手法ですので、相場観をお持ちの方のみ参考にしてください。


楽天レバレッジNASDAQ100(レバナス)


巷で噂の「レバナス」です。
最近は「レバナス」をテーマにした本も出版されています。


しかし、レバナスへの投資は注意が必要です。

期間トータルリターン
1ヶ月+19.3%
6ヶ月+28.7%
1年-29.3%


なかなか刺激的ではないですか?
1ヶ月で2割近くの利益が狙える一方、1年で3割程度の損失を食らう可能性も秘めています。

というのも名前のとおりレバレッジ(てこの原理)をかけている商品ですので、指数以上に価格が動きます。
レバナスはNASDAQ100の2倍の動き。

リスクも高いので、ある程度相場観があって、売買のタイミングを見極められる方でないとおすすめはできません。

⇒楽天証券で楽天レバレッジNASDAQ100(レバナス)について詳しくみてみる

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大和 NASDAQ100 3倍ブル


先程のレバナス以上にリスクリターンが高い商品をご紹介します。
今度はNASADAQの3倍の値動きを目指して運用されるファンドです。


期間トータルリターン
1ヶ月+25.6%
6ヶ月+39.7%
1年-42.9%


いかがですか?
かなり刺激的ですよね!?
1ヶ月で25%の利益が見込める一方、ここ1年だと4割以上の損失が出ています。

つまり、売買のタイミングがかなり重要な商品です。
タイミングを見て、短期で売買ができる方にしかオススメはできません。

まずはレバレッジなしで相場観を磨いてからこちらの商品に挑戦するようにしましょう。

⇒SBI証券で大和 NASDAQ100 3倍ブルについて詳しく見てみる

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NASDAQってそもそもどんな銘柄で構成されているんだっけ!?


NASDAQの動きをとらえるには、NASDAQに上場している時価総額が大きい銘柄を抑えておく必要があります。
今回はNASDAQ上場の時価総額トップ10を紹介します。

【第10位】
 ペプシコ

アメリカの大手食品・飲料メーカーです。
「ペプシコーラ」やポテトチップスの「レイズ」など日本でも有名ですよね。


【第9位】
 ブロード・コム

ブロード・コムはシンガポールの半導体製造会社です。
こんな感じでNASDAQには海外からも大手企業がどんどん参入しています。


【第8位】
 ASLMホールディングス

ASLMホールディングスはオランダの半導体メーカーです。
またしても米国以外の企業がランクインですね。


【第7位】
 テスラ

イーロンマスク率いる米国の電気自動車メーカー。
今やトヨタを抜いて世界一の時価総額を誇る自動車メーカーです。


【第6位】
 エヌビディア

アメリカカリフォルニア州に本社を置く半導体メーカーです。
半導体メーカーがトップ10に3社も入っています。
半導体市場の動きがNASDAQに与える影響も大きいことが言えますね。


【第5位】
 メタ・プラットフォームズ

メタはみなさんご存じですよね。
FacebookやInstagramを運営しているアメリカのソーシャルテクノロジー会社です。


【第4位】
 アマゾン・ドット・コム

お世話になっている方も多いですよね。
ネットショッピングのみならず、アマゾンプライムなどのサービスも幅広く展開しています。


【第3位】
 アルファベット

みなさんご存じのとおりGoogleを運営する大手インターネット関連会社です。


【第2位】
 マイクロソフト

Windowsにお世話になっている方も多いですよね。
アメリカの大手ソフトウェア会社です。


【第1位】
 アップル

iphone、ipadみなさんの身近にあるアップル製品。
アップルはNASDAQだけではなく、世界企業の時価総額NO.1です。


まとめ

最後にこの記事のまとめです。

NASDAQ100に連動する投資信託でオススメなのは、

  • ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
  • eMAXIS NASDAQ100インデックス

なぜならば、経費率が他の商品よりも有利だから。


投資になれてきていて、これでは物足りない人には

  • 楽天レバレッジNASDAQ100(レバナス)
  • 大和 NASDAQ100 3倍ブル

もあり。ただし、リスクが高いの短期間で勝負!

NASDAQはまだまだこれから伸びていく企業が満載なので、ポートフォリオに是非組み込んでいきましょう!

  • この記事を書いた人

Sunday

「銀行を辞めたい銀行員による資産形成」をテーマに情報発信しております。 【収入】 給与50万円/月、不動産35万円/月、太陽光25万円/月、配当30万円/年 【保有資格】 ファイナンシャルプランナー1級 宅地建物取引士 【経歴】 国立大学卒業→メガバンク入社(入社12年目) 【投資先】 米国株、投資信託、仮想通貨、アパート、太陽光

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