クラウドファンディング

TECROWDは怪しい?現役銀行員が分析!

2022年9月7日

 

人気急上昇中のクラウドファンディング「TECROWD」。

 

会社員Aさん
利回りが高いけど、元本割れのリスクはないの!?
丸の内OLさん
配当金って本当にちゃんと出るの!?

 

こんな疑問をお持ちの方向けの記事になっております。

 

本記事の信頼性

私はメガバンクで11年働き、数えきれないほどの企業分析や財務分析を行ってきました。FP1級の資格も保有しています。
Sunday

 

その目で今回は人気上昇中のTECROWDを分析しているので、是非参考にしてみてくださいね!

 

 

TECROWDのリスク

 

「投資で儲けたい!」

これは誰もが思っていることです。

 

とはいえ、その裏にあるリスクは当然気になりますよね。

 

高利回りのTECROWDの裏にあるリスクについて一緒に分析していきましょう。

 

元本割れリスク

 

投資をするうえで一番気になるリスクは元本割れのリスクですよね?

 

TECROWDにはどのような元本割れのリスクがあるのでしょうか?

 

ポイントはこんな感じです。

  • 不動産価格によるリスク
  • 自然災害によるリスク
  • 為替によるリスク
  • 関係者によるリスク

 

一つずつ見ていきましょう。

 

不動産価格によるリスク

 

TECROWDで組成されたファンドはそれぞれの商品ごとに物件売却の時期や価格、条件などが想定されています

 

このファンドの想定と市場が大きくズレてしまったときに元本割れのリスクがあります。

〇〇ショックとかが怖いですね。。。

 

会社員Aさん
やっぱりクラウドファンディングって危ないんじゃ!?

 

ご存じのとおり、不動産価格は常に変動しています。

 

しかし、不動産価格は株式や投資信託のように毎日大きく変動しているわけではありません

数年単位で動くのが普通です。

 

つまり、ファンドの設定期間が長ければ長いほど予測が難しいですが、1年以内に償還するものなど短期間で設定されているものはさほど気にする材料ではないですよ。

 

自然災害によるリスク

 

不動産投資をするうえで自然災害はつきものです。

 

対象物件が災害に遭ってしまうと想定された元本やリターンを毀損する可能性があります。

 

大地震など起こって欲しくないものですね。。。

 

為替によるリスク

 

TECROWDは海外物件も取り扱っています。

 

海外物件で組成されているファンドは極端な円高の影響でパフォーマンスが下がり、元本を毀損するリスクがあります。

 

ただ、ある程度の為替の変動は想定してファンドを組成しています。

 

外貨預金やFXのようにモロに為替のダメージを受けるわけではないので、少し円高に振れたからといって心配する必要はありません

 

関係者によるリスク

 

ファンドの運営には様々な関係者が絡んでいます。

 

対象物件の所有者、賃借人、管理会社などです。

 

この関係者が破綻等してしまうとファンドの運営が乱れ、想定と大きく異なる結果になってしまう可能性があり、その際元本割れのリスクが発生します。

 

想定以下の配当利回りになる可能性

 

ファンドが想定している利回りを下回ってしまうリスクはどんなところにあるのでしょうか?

 

もちろん上記で説明した元本割れする場合のリスクと同じ要因も考えられますが、その他のリスクもご説明しておきますね。

 

空室リスク

 

不動産のリスクといえば空室リスクを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

そのとおりです。

 

対象物件の空室が続いてしまうと配当原資が捻出できません。。。

 

投資する前に対象物件の空室リスクがどれくらいありそうかは見ておく必要があります。

 

ただ、TECROWDのファンドではサブリースマスターリースを入れているケースも多いです。

 

業者による一括借り上げですね。

 

これがあれば、入居者の有無に関わらず、一定の賃料が入ってきますので、リスクを軽減することができます

 

ファンドを選ぶ際は物件と同時にサブリースやマスターリース契約なども確認しておくべきですね。

 

TECROWDの強み

 

クラウドファンディングってネットで検索しても色々出てきて選ぶのが難しくないですか?

 

ここからは投資の判断材料となるTECROWDの強みを紹介していきますね。

 

高い利回り

 

利回りが高いのはTECROWDの魅力です!

 

最近募集されていた具体的な商品はこんな感じです。

 

 

年利11.0%(6か月)のファンドに100万円投資すると・・・

100万円×11%×6/12=55,000円

 

普通預金(年利0.001%)に100万円を6か月寝かしておくと・・・

100万円×0.001%×6/12=5円

 

TECROWDの利回りの高さを実感するとともに、普通預金に置いておくのが馬鹿馬鹿しくなってきますね(笑)

 

日本の建設会社が品質を管理

 

会社員Aさん
海外の不動産って倒壊とかが心配なんですけど・・・

 

そう感じた方も多いのではないでしょうか。

 

実はTECROWDの対象物件は基本TECRA(本社:横浜)という国内の建設会社が建設工程や品質の管理・監督を行っています

 

国内企業が日本の水準で管理してるなら安心・・・

ですが、細かい企業情報はリンクからご確認ください。

 

TECRAの企業情報を見てみる

 

安定的な商品供給

 

クラウドファンディングであるあるなのが、サイトに登録するも狙った商品がすぐに満額になってしまって申し込めないパターン。

 

そして次の商品募集を待つもなかなか出てこない・・・

 

いい商品って競争率も高いんですよね。。。

 

TECROWDの商品もすぐ満額になってはしまいますが、商品供給も定期的にしっかり行っています。

 

実際2022年11月は3ファンド、12月は5ファンドが募集予定です。

 

競争率は高いですが、定期的な募集はあるので、待ち構えておけばいけるはず!

 

元本割れ・配当遅延なしの実績

 

実際ここが一番気になりますよね。

 

2022年9月現在、TECROWDでは30以上のファンドが運用されていますが、これまで元本割れや配当遅延は一度もありません。

 

結局実績が一番の信頼に繋がりますよね!

 

TECROWDの口コミ


SNS上でのTECROWDの評判はどうなのでしょうか?

 

一部紹介いたします。

 

 

やっぱり募集満額になるのが早いので、構えておく必要がありますね!

 




TECROWDの始め方

 

会社員Aさん
いい商品が出たら申し込んでみたいな~

 

ここまでご覧いただいてそう思われた方にTECROWDの始め方をご紹介します。

 

TECROWDの申込は先着順です。

満額になったところで募集は終了

スピード勝負ってことですね!

 

まず、そもそも会員登録している人しか募集商品に申し込むことができません。

 

「いい商品を見つけて、それから会員登録」では、すでに会員登録している人に先を越されてしまいます。

 

会社員Aさん
じゃあ会員登録しておけばいいってこと?登録料とかかからないの?
無料で登録できますし、会員費もかからないので安心してください。
Sunday

 

丸の内OLさん
登録後のしつこい勧誘とかが怖いんですけど・・・
それは不動産業界の話ですね。クラウドファンディングの業界はネットをメインとしていますからそういった勧誘の電話は基本かかってきません。私も今まで勧誘の電話がかかってきたことは一度もありませんよ。
Sunday

 

会員登録するデメリットといえば、情報入力に5分くらいかかることやパスワードの管理をしておかないといけないことくらいですかね。

 

いいなと思うものが出たら申し込めばいいので、まずは会員登録して、準備しておくことが大切です

 

TECROWD

 

登録の流れはこんな感じです。

 

 

まずはメールアドレスを登録して、ログイン時のパスワードを決めます。

 

入力が完了したらメールアドレスにリンクが送られてくるので、クリックします。

 

この画面が開くと思います。

 

先程登録したアドレスとパスワードを入力し、STEP3に進みます。

 

 

情報の入力が完了すると最後は本人確認です。

郵送でも手続きできますが、スマホの方が簡単で早いのでおすすめです。

 

 

お疲れ様でした!

あとは1~2営業日審査を待ちましょう。

 

数日後登録住所にハガキが届くので、受け取りをして完了です!

 

会員登録が完了すれば、いい商品が出てくるのを待って、先着争いで戦うだけです!

 

預金に寝かしておいてもお金は増えない時代です。

こういった商品を活用するのとしないのでは大きな差が生まれますよね。

 

ただ、投資は楽しむことが大切だと思っています。

不安で不安で仕方ない方にはおすすめしません。

 

「TECROWDは面白そう!」と素直に思った方は是非始めてみてください!

一緒に楽しみながらお金を増やしていきましょう♪

 

  • この記事を書いた人

Sunday

「銀行を辞めたい銀行員による資産形成」をテーマに情報発信しております。 【収入】 給与50万円/月、不動産35万円/月、太陽光25万円/月、配当30万円/年 【保有資格】 ファイナンシャルプランナー1級 宅地建物取引士 【経歴】 国立大学卒業→メガバンク入社(入社12年目) 【投資先】 米国株、投資信託、仮想通貨、アパート、太陽光

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