この記事を読んでわかること
- VYMの構成銘柄
- VYMの構成セクター
- VYMの構成銘柄やセクターの魅力
私自身もVYMを長期保有していますので、魅力をお伝えすることができます!
VYMの構成銘柄上位7社

まずはVYMの構成銘柄上位7社をご紹介します。
なぜ7社なのか?
VYMは465もの銘柄で構成されているんですけど、この7社は常に組入上位に入っているからです。
エクソン・モービル【XOM・3.4%】
エクソン・モービルは大手総合石油・ガス会社です。
世界各地で原油・天然ガスの探索と生産を行い、石油製品の精製手がけています。
配当利回りが3.7%台と非常に高いので、配当銘柄として単体で保有している投資家も非常に多いです。
ジョンソン&ジョンソン【JNJ・3.0%】
ジョンソン&ジョンソンは日本でも聞きなじみのある会社ですよね。
みなさんご存じの世界最大規模のヘルスケア企業です。
医薬品、医療機器・診断が売上の80%以上でメインとなっています。
JPモルガン・チェース【JPM・2.8%】
米国最大規模の金融機関です。
総資産額は約3.7兆ドル(約500兆円)です。
日本最大の三菱UFJフィナンシャル・グループの総資産が約190兆円と言われていますので、JPモルガンの規模の大きさがわかりますよね。
プロクター&ギャンブル【PG・2.6%】
P&Gは日本でもおなじみの企業ですよね。
おむつやトイレットペーパー、シャンプーなどの日用消費財を製造している世界最大手の1社です。
新興国市場での売上が全体の3分の1を占めており、世界中で大活躍の企業です。
シェブロン【CVX・2.3%】
世界中で探鉱、生産、精製事業を行ってる総合エネルギー企業です。
石油生産量は米国第2位。
34年連続増配を行っていて、配当貴族指数に組み込まれていることでも有名です。
ホーム・デポ【HD・2.2%】
ホーム・デポは世界最大規模の住宅修繕専門の小売業者。
米国、カナダ、メキシコで合計2,300店舗を展開しています。
リアルな店舗でも30,000種類以上もの商品を販売していると言われていますが、オンラインではまさかの100万種類以上。
ホーム・デポで検索すれば住宅関係なんでも欲しいものが手に入る、まさにそんな感じですね。
アッヴィ【ABBV・2.1%】
アッヴィはバイオ医薬品企業です。
免疫学製品や神経科学製品からアイケア製品や女性の健康製品まで幅広い製品を取り扱っています。
配当利回りが約4%と高いので、配当目的に個別で保有している投資家も多い銘柄です。
VYMの構成セクター

ここまでは組入銘柄上位7社を見てきましたが、VYMのセクター構成はどうなっているのでしょうか?
セクター | 割合 |
金融 | 18.9% |
生活必需品 | 13.4% |
ヘルスケア | 13.1% |
資本財 | 12.0% |
エネルギー | 10.7% |
公益事業 | 9.3% |
一般消費財 | 8.0% |
情報技術 | 7.1% |
電気通信 | 5.1% |
素材 | 2.4% |
セクターも分散はされていますが、上位3セクター(金融・ヘルスケア・生活必需品)で約半分を占めています。
この上位3セクターの特徴を抑えておくことがVYMを理解するうえで大切です!
この後3セクターの特徴を紹介しますが、結論はこうです!
VYMの特徴
- 好景気時は金融セクターが引っ張る
- 不況時はヘルスケアセクターや生活必需品セクターで守る
金融セクター
金融セクターは景気回復時や好景気時に強いセクターです。
というのも好景気になってくると一般的に金利は上昇していきます。
すると金融機関からの貸出金利も上昇して、金融機関の利益も大きくなるという仕組みです。
ヘルスケアセクター
ヘルスケアセクターは不況時に強いセクターです。
なぜなら医療は景気に関係なく必要とされますよね?
いわゆるディフェンシブセクターです。
生活必需品セクター
生活必需品セクターも不況時に強いディフェンシブセクターです。
生活必需品は名前のとおり生活にかかせないものですよね?
景気に関係なく需要がありますので、不況時にも強いセクターということです。
まとめ

VYMの構成銘柄や構成セクターをご紹介してきました。
最後にまとめです。
VYM構成銘柄の特徴
- 465もの銘柄を組み入れこれひとつで分散投資ができる
- 好景気時は金融セクターが価格上昇を牽引
- 不況時はヘルスケアセクターや生活必需品セクターでディフェンス
今回はVYMの構成銘柄(セクター)を中心にご紹介させていただきました。
ただ、VYMって高配当が魅力でもあります。
配当金についてをメインに記載している記事もございますので、是非ご覧ください!
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